クラムボンは或る記始めた

主食はゲームとアニメ。二次元で溺死した、とある地方に住む社畜の日々とかブロッコリーの茎について思うことを綴るもの。

デレステ2周年おめでとう、そしてFGOは本当に2周年を迎えたのか

デレステが2周年を迎えましたね。

いろいろアップデートがあったり、限定記念ガシャとかスカチケとか、

まさに2周年ですよね、という感じの盛り上げ方。

お祭り気分ですよね、イベントもやってるし。

 

で。

 

ここで思い出したのがFate/Grand Oderの2周年記念でした。

 ちなみに対立煽りが目的とかじゃないです。

ただここ1,2ヶ月の出来事を振り返ると、どうにもFGOに対しては釈然としないことがあるので、

一意見として思っていただければと考えています。

 

アイマスブランドにFateブランド。

どちらも元は10年以上インターネットを中心に人気を博してきた、ご長寿コンテンツです。

(昨今のコンテンツの使い捨て具合を考えるとすごく長生きしている方)

 

どちらも凄く人気のあるコンテンツなんですが、最近差が出てきたと思うんですよ。

主にソシャゲが原因ですね。やっぱり。

そう、FGOデレステ

 

どちらも遊んでいる人ならティンとくるんだろうなと思うんですが、

冒頭でも書いた2周年記念の話になるんです。

FGOは7月に2周年、デレステは今月3日に2周年を迎えました。

ここで凄く差が出てきたというか、双方の運営方針が色濃く出てきたと思うわけです。

 

デレステはとにかく顧客が何を喜ぶかを調べ上げて、

制作陣に可能な限りのことを実装していき、プレイヤーの課金による収益を反映している様子。

(あくまで私の想像の範疇です、なぜなら私は運営の事情とかよくわかっていないので、推測でしかありません)

普段からも「とにかく飽きさせないぞ!」という意思すら感じるほどのアップデートを重ねています(リッチモード実装とか定期的にやっているイベントとかMVとか…)。

これが2周年記念ではっきりと出ていて、どんなことをしたら様々なプレイヤーに喜んでもらえるかを考えているなあと。

 

ルーム機能のアップデート、縦画面の実装、マルチプレイの常設…とにかく何が喜ばれるものなのかを考えて実行している感じがするんですよ。

アニバーサリーに合わせて全力で行くぜ!という意気込みが出ていて、

そんなサプライズにプロデューサーたちも「おお!」と拍手喝采するわけです。

他にもプレゼント応募企画とか一日一回10連ガシャが無料で引けちゃったり、わかりやすいサービスも提供している。

とにかく収益を還元しようという気概を感じる。

それに話題性も付いてきて、SNSやまとめブログを通じて、新規の顧客の獲得もできる見込みがある…。

 

私だけでなく、他の方にも同じことを考えている方がいると思うのですが、

デレステに対する課金とは投資なのではないかと考えている節があります。

課金での投資によるリターンは、SSRのキャラの衣装だったり、ゲームシステムの改善だったり、

将又新しい遊びを提案してくれたりとか、本当にいろんなところで還元してくれる。

課金という投資によるリターンを「ゲームの中で」やってくれるんですね。

 

他にもライブでの開催費用なんかに使われているのかなあと思いますが、

もしかするとライブは別口なのかもしれないので、ひとまず置いておく。

 

まとめると、デレステの運営は課金という投資に対し、真摯に応えることで、

プレイヤーにゲームの中でしっかり還元しているって話です。

「いやそりゃそうだろ」っていうご意見はさておき。

 

そこで話はFGOに戻るんですが…。

 

FGOってかなり収益を上げているはずなんですよ、しかも世界レベルでの収益。

じゃあそんな世界的な収益を上げたFGOが2周年でやったことが何かというと。

 

シャーロック・ホームズの体験クエスト(呼符が1枚もらえる)

・ゲーム内のアイテムなどを数種類配布、連続ログインが切れるとおじゃん

・限定概念礼装(いわゆる装備カード)を配布(複数種類の中から1種類のみ選べる)

・ログイン時にもらえるアイテムを選べるようになった

・ガチャが回せるアイテム(呼符)を10個配布

・ガチャが回せる石を最大80個配布(ストーリークリア前提なので別に配布でもないけど)

・限定ピックアップガチャ開催

・有料星5確定福袋ガチャ開催(1度きり)

 

以上!!

 

いやいやいやいや。

え? え? いや、え?

 

え?

 

ぶっちゃけ本当にこれ2周年?って感じでしたよ。

全く実感のない唐突な2周年記念があって、なんかアイテムを適当に配られて、

 

2周年終了。

 

特に2周年だからとアニバーサリーなイベントも演出もなく、

ほぼガチャありきのプレゼントをされただけ。

そうじゃない、ゲーム性の面をアップデートしてくれと。

これだとガチャ引くことだけが目的みたいなゲームじゃねえかと。

 

ゲームは重くなる一方でバッテリーも容量も食うし、最近は起動も遅い。

なのに、ほとんど変化がない。

お前たちは集めた金で何をしたのだろうかと問い詰めたい。

むしろどんな余計なことをしやがったと問い詰めたい。

 

キャラクターのイラスト代に消えたのか、声優のギャラに消えたのか。

それともアニプレに横取りされたのか……知らんけども。

 

私は福袋くらいしか課金しない微課金勢なのですが、

重課金勢及び廃課金勢の金はどこへ消えたのだろうか。

ソシャゲ界で世界的な収益を上げておきながら、ゲームに大してリターンもされず、

舞台だのVRだのと横道に金を垂れ流し、ゲームそのものに還元しないFGO

 

そして星5サーヴァントの確率は相も変わらず1%

馬鹿かよ。

 

かの悪名高いちひろさんだって今やSSRの排出確率は3%で、フェスのときには6%なのに。

そんな時代錯誤な排出確率で絞りに絞った金は、全くゲームに還元されていないのである。

キャラのステータス上限がもっと上げられるようになりました~じゃないですよ。

その上限引き上げるためのアイテムを手に入れるのが死ぬほどめんどくさいんですよ。

 

そんなガチャありきと適当になんか配っとけ精神だけで、

特にゲームシステムは改善されず、日々クソみたいに重くなるアプリと化したFGOの2周年記念は終了。

本当に実感がなかった、本当に2周年を迎えたのか、今でも感覚が希薄なほど。

 

だが話はここで終わらない。

というか、むしろここまで俺の腸を煮え繰り返させたのは、これでした。

 

delightworks.co.jp

 

「弟子、募集中。」

 

は?

 

TYPE-MOONブランドにぶら下がってるだけの無能ディレクターが何を勘違いしたのか、弟子を募集し始めたのです。

もう呆れました。

怒りを通り越して呆れました。

 

弟子を募集する前に、まともなディレクター募集しろよ。

 

「面白いゲームの作り方講座」で呆れていたところなのにこの所業。

 

FGOの何が評価されているかってシナリオですよ。

奈須きのこ先生”のシナリオ”が”評価されているわけであって、

FGOのゲームシステムもイベントも運営方針も諸々何もかも全ては、

 

大して評価されていない。

 

周回前提のくせに宝具スキップは実装しない、顧客の声は外圧扱いする、自分の作りたいものしか作らない時代錯誤な職人精神…。

先日の緊急メンテも目に余るもの。

面白いゲームってなんやねんと、回し蹴りをしたくなる。

それを何を勘違いしたのか、弟子募集などと頭に乗り始めた。

お前が面白いゲームを作っているのではないのだと、私は声を大にして言いましょう。

 

まとめると、DWは収益があってもユーザーに大した還元はしないし、

もしかするとそんな技術力さえないのかもしれない。

顧客のことは後回し、やりたいことをやって肝心なところは手抜き。

とりあえずガチャ回させときゃいいだろという魂胆が見え見え。

 

ゲームとは何かを考えさせられる、まさに人類悪そのもの。

 

殿様商売ここに極まれり。

でも課金する人は絶えないし、こんなおざなりな運営方針でも継続できるし、擁護する人だって一定数いるのでしょう。

勝手に続けばいいのです。

私は明日終わろうがどうなろうが、知ったこっちゃない。

少なくともあぐらをかいているうちは他人の声など耳に入ってこないので、

サービス終了間際にでもこれまでの所業を悔いると良いのです。

 

さて。

なぜ斯くしてデレステFGOで差が開いたのか。

 

答えは明確ですね。

 

世の中には有能な人と無能な人、その二種類しかいないから。